インド人のクンナです。父が東インド・オリッサ州プリーで、外国人宿「サンタナ」を40年前から経営。宿泊者の多くが日本人で、その中で育ったこともあって、自然と日本語を覚えました。また、彼らと交流していくうちに、日本に興味を抱くようにもなりました。その思いがつのり、12年前、遂に来日。現在はミナミでインド料理店を経営しながら、様々な活動にチャレンジしています。
さて、現在、地球上では自然災害や戦争など様々な問題が起きています。日本も長い間不況から抜け出せずにいますが、それよりも問題なのは、”不況”だという思い込みから、人の心が暗くなり街から活気がなくなってしまったことです。ここミナミも例外ではありません。今、ミナミは以前の活気を失っています。これはとても残念なことです。でも、私はこう考えました。「お互いが思いやりを持ち、人と人が協力し合えば、ミナミの元気を取りもどすという、一人では決して出来ないことも、きっとできるはず!!」と。
そんなある日、馴染みのお客さんに「あそこの店、おいしいよ」と、仲間のお店を紹介していて、ふと気付いたのです。
「ミナミ周辺のオススメのお店を集めた無料ガイドブックを作ってみればどうだろう?」
お店を一軒一軒訪ねて話を持ちかける日々が始まりました。だれもが快く協力を約束してくれました。そう、みんなの願いも同じ。「ミナミに元気を!」そうやって、ミナミ周辺のお店の仲間とガイドブック制作に協力してくれた友人たちが力を合わせ『みんなのミナミvol.1・2』が完成しました。この仲間たちとの出会いは、街でたまたますれ違い、何気なく交わされたあいさつからです。何度か顔を合わせ、ちょっとしたことで協力し合ううちに、自然と仲間意識が芽生えていったのです。
Vol.1・2の発行部数は5000部。協力してくれた仲間がそれぞれ無料でお客さんに配りました。この活動の積み重ねがさらに新しい交流を生み、今回、vol.3の発行へとつながったのです。
そして、もっともっと多くの人に、ここミナミ周辺の素敵なお店を知ってもらうきっかけを作りたい!!と願って、今回は少々、工夫を凝らしてみました。参加した44のミナミ周辺の各店舗が、自分の店の他に、それぞれオススメの店を9軒紹介し、全部で440軒の、文字通り「みんなのミナミ」を紹介し合おうという趣向です。人と人のつながりが見える、他にはない新しい試みのガイドブックです。
ミナミを愛してくれる大事な仲間たちを誘い合い、また多くの人たちからの協力を得たお陰で、1000人の交流会を開催することができました。そこで、一人10冊ずつ合計10000冊の「みんなのミナミ」をおわけします。皆様には、ミナミの活性化のために知人・ご友人に配布をお願い致します。
本誌発行に際し、多くの方にご協力をいただき、また、盛大な交流会に繋がったことを深く感謝しております。